こんな方におすすめです
・高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・肥満などを指摘されている方
・喫煙されている方
・ご家族に糖尿病を有されている方
糖尿病について
初期はほとんど無症状で、糖尿病の三大症状(多尿、多飲、口渇)が現れる頃には、すでに進行しているケースガ多いです。
糖尿病の種類
1型糖尿病
膵臓のβ細胞というインスリンを作る細胞が破壊され、体中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こる。子供のうちに始まることが多く、以前は小児糖尿病とか、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていた。
2型糖尿病(NIDDM:インスリン非依存型糖尿病)
食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多いです。食べ過ぎ・肥満によって発症します。この時点では,まだ膵臓の機能は比較的保たれている方が多いので食事療法や運動療法,内服薬で血糖コントロール可能な場合が多いです。このなかでも,初期の段階では普通の人よりもインスリンは多く分泌されていて(ダイエットだけでよくなることが多い),ダイエットを守らないと徐々にインスリン分泌は低下してきます。日本国の糖尿病の95%以上はこのタイプです。
遺伝子の異常やほかの病気が原因となるもの
遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常などのほかの病気が原因となって、糖尿病が引き起こされるもの。薬剤が原因となる場合もあります。
12誘導心電図検査について
現在、最も一般的な心電図検査のひとつです。心臓の電気信号の波形を装置で読み取り、心臓の拍動のリズムなどを検知します。両手首と両足首に取り付ける肢誘導4本と、 胸部に取り付ける胸部誘導6本から構成される検査です。心電図検査では、心臓の拍動のリズムを測定することで心臓に関わる疾患の可能性を調べる目的で検査が実施されます。
検査時間の目安
5分~10分程度
検査を受けれない方
撮影検査にご協力いただけない方
撮影検査中安静に出来ない方
この検査で判明するデータ
12種の心臓の電気信号の波形が記録される方法です。
この検査で判明する病気の疑い
不整脈、狭心症、心筋梗塞、心肥大、心筋症、心膜炎、心臓弁膜症
1.着替え
特別待合室にて検査用の衣服に着替えます。
2.心電図検査へ入室
当社同行スタッフと病院スタッフにより案内いたします。
3.検査開始
寝台の上で上向きに寝ていただきます。
胸部に、心電図測定の為の器械を付けます。
安静後、心電図の検査に入ります。
4.検査
3分ほどで終了です。
5.退出
検査終了後は同行スタッフの案内により次の検査か待合室へご案内いたします。
6.検診終了後
特に気をつけることはありません。
血圧検査
血圧とは、血管のなかを血液が流れるときの血管の壁にかかる圧力のことです。心臓が収縮して血液を動脈に送り出したときのもっとも強い圧力を「最大血圧」、心臓が拡張して血管にかかる圧力が最低のときを「最小血圧」といいます。
全身にくまなく血液を送るためには、一定の血圧は不可欠です。この血圧が必要以上に高いのが高血圧です。常に必要以上に高い血圧が心臓や血管に負担を与えていれば、脳血管障害や心疾患、腎障害をもたらす危険性が高くなります。これらの病気は、高血圧のみによって引き起こされる場合もありますが、多くは高血圧に伴う動脈硬化の進展が原因になっています。
高血圧症は、その原因はほとんどわかっていません。高血圧症の約80%が本態性高血圧症(原因が明解でないままに血圧が高い)です。それらは遺伝的なものが半分、そして残りの半分は精神的緊張によるストレスや肥満、運動不足、塩分のとり過ぎなどによるものと考えられています。したがって日常生活を改善すれば防止できるのです。
WHO(世界保健機関)の定義によれば、正常な血圧とは最高血圧が140mmHg未満、最低血圧が90mmHg未満となっています。
検査時間の目安
3分~5分程度
検査ができない方
検査にご協力いただけない方
デメリット
検査中に腕に巻くカフが締めつけられて痛く感じる場合がある
この検査で判明するデータ
最大血圧、最低血圧
この検査で判明する病気の疑い
高血圧、低血圧
1.着替え
特別待合室にて検査用の衣服に着替えます。
2.血圧測定
病院の特別控室にて行います。片腕に計測用のカフを巻きつけます。
3.採血終了後
特に気をつけることはありません。
血液生化学検査について
血液生化学検査とは、血液に化学反応を起こさせてその反応の程度から、血液に含まれるホルモンや酵素の量などを測定したことから付いた検査名なのです。 主に腎臓や肝臓などの内臓器官が正常に働いているかどうか、また血糖値や栄養状態、一部のホルモン検査などが行われます。
検査時間の目安
3分~5分程度
血液生化学検査ができなくなる可能性がある方
静脈が細い方
肥満などにより静脈が深い場所にある場合
血液生化学検査ができない方
採血検査にご協力いただけない方
静脈の血液を採取する針を刺すのを拒否した方
デメリット
血液を採取する針を刺す痛み
この検査で判明するデータ
赤血球数
血色素量
白血球数
ヘマトクリット値
血小板
肝機能検査
GOT
GPT
γ-GTP
中性脂肪
総コレステロール
HDL-C、
LDL-C
糖尿病検査
血糖
HbA1c
肝機能検査
ALP
LDH
ZTT
アルブミン総蛋白
A/G比
総ビリルビン
ChE
腎機能検査
尿素窒素
尿酸
クレアチニン
膵機能検査
血清アミラーゼ
この検査で判明する病気の疑い
貧血、肝機能障害、肥満症、糖尿病、脂質異常症、腎機能障害、膵臓機能障害
1.着替え
特別待合室にて検査用の衣服に着替えます。
2.採血
病院の特別控室にて行います。採血用に注射の針を静脈に刺します。その後、血液を採取します。
3.採血終了後
止血用のシールを3時間ほど経過しましたらはがしてください。
動脈硬化検査
この検査では、あお向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定します。時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる簡単な検査です。
動脈とは、心臓から送り出される血液を全身に運ぶパイプのような血管のこと。
ただ単に血液を運ぶだけでなく、状況に応じて心臓に押し戻すなど、ポンプのように効率よく血液を運ぶ作業を行っています。簡単に破れたり詰まったりしなく、強さと弾力性をそなえ持っています
動脈硬化が進行すると心臓に大きな負担がかかるため、高血圧、心肥大、心不全などの心疾患につながります。
また、血管が狭くなったり詰まったりすることで、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。
血管が破れると、くも膜下出血など脳出血の危険もあります。
動脈硬化は死死亡つながる恐ろしい症状を引き起こす危険を抱えているので定期検診をお勧めします。
検査時間の目安
5分程度
検査ができない方
検査にご協力いただけない方
デメリット
検査中に腕と足に巻くカフが締めつけられて痛く感じる場合がある
この検査で判明するデータ
動脈の血管の硬さ
動脈の詰まっている程度
血管年齢
この検査で判明する病気の疑い
動脈硬化症
下肢動脈梗塞
その他の動脈梗塞
1.着替え
特別待合室にて検査用の衣服に着替えます。
2.検査へ入室
当社同行スタッフと病院スタッフにより案内いたします。
3.検査開始
寝台の上で上向きに寝ていただきます。
胸部に、心電図測定の為の器械を付けます。
両手首・両足首に血圧測定用のカフを巻きます。
安静後、検査にはいります。
4.検査
検査は5分ほどで終了です。
5.退出
撮影終了後は同行スタッフの案内により次の検査か待合室へご案内いたします。
6.検診終了後
特に気をつけることはありません。